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の歴史



昭和七年創業
菓子に捧げた半世紀
明治42年山形県大江町左沢に生まれ育った伊藤直志は、15才で山形市内の和菓子屋に住み込みで弟子入りし、20才で東京のビスケット工場に修行、23才で故郷の小さな仮店舗で「蝶谷」を始めました。
当時は、お菓子といえば駄菓子やお煎餅だった時代に、ほとんどの人が見たこともないきんつばや和生菓子を販売するという無謀な挑戦でした。
ご飯を食べるのでさえままならない時代でしたから、砂糖は高級で贅沢品です。
「左沢の田舎町でこんな高級菓子を出しても売れるわけないよ!」という周囲の反対にあいながらも、「美味しいものは必ず受け入れられる」と、直志はお菓子の研究・開発を続けました。
丁寧に愛情込めて作ったお菓子の美味しさは次第に話題になり、富裕層のみならず一般の人も買い求めてくれるようになったのです。
左沢を流れる水郷最上川。そこを流れる鮎を模ったお菓子は、時代が移り変わっても今も変わらず人々に愛されています。

初代店主 伊藤直志

蝶谷代表銘菓 焼き鮎
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